THE BEST OF JETHRO TULL-THE ANNIVERSARY COLLECTION

Chrysalis CDCHR 6001;2-CD
東芝EMI TOCP-7819,20 (廃)
Disc1

  1. A Song for Jeffrey
  2. Begger's Farm
  3. A Christmas Song
  4. A New Day Yesterday
  5. Bouree
  6. Nothing Is Easy
  7. Living in the Past
  8. To Cry You A Song
  9. Teacher
  10. Sweet Dream
  11. Cross-eyed Mary
  12. Mother Goose
  13. Aqualung
  14. Locomotive Breath / 蒸気機関車のあえぎ
  15. Life's A Long Song
  16. Thick as A Brick (Extract) / ジェラルドの汚れなき世界 (抜粋)
  17. A Passion Play (Extract)
  18. Skating Away on the Thin Ice of the New Day
  19. Bungle in the Jungle
Disc2

  1. Minstrel in the Gallery (Digitally Edited from Original Master) / 天井桟敷の吟遊詩人
  2. Too Old to Rock'n'Roll:Too Young to Die / ロックンロールにゃ老だけど 死ぬにはチョイと若すぎる
  3. Songs from the Wood
  4. Jack-in-the-Green
  5. The Whistler
  6. Heavy Horses
  7. Dun Ringill
  8. Fylingdale Flyer
  9. Jack-A-Lynn
  10. Pussy Willow
  11. Broadsword
  12. Under Wraps #2
  13. Steel Monkey
  14. Farm on the Freeway
  15. Jump Start
  16. Kissing Willie
  17. This Is Not Love

Digitally Remasterd / Original Mixes
-- Highly Recommended !

1993年発表。結成25周年を記念して発売されたベスト盤であり、数多いベスト盤のなかでもオーソドックでまともな出来の一つ。

68年の「THIS WAS」から91年の「CATFISH RISING」まで全てのオリジナルアルバムからまんべんなく選曲されており、お薦めの一枚・・・と言いたいところだが、なにぶん曲数が多いので理解するのに時間がかかるかもしれない。かく言う筆者はこのアルバムが最初のTULL体験だったのだ。

というわけでこのアルバムからTULLに入り、さらにファンになるにはそれなりにコツがある。選曲を考察してみよう。前述の通りこのアルバムは全てのオリジナルアルバムから選曲されてはいるが、アルバムによって曲数にムラがある。選曲数が多い順に並べてみる。

以下は1曲。ただし初期のシングルヒットを含む編集盤「LIVING IN THE PAST」からは重複を除くと5曲選ばれている。また選曲は公式ファンジンA NEW DAYやラジオを通じて意見を募集したそうだ。
ここに挙げられたアルバムはアンダーソンが気に入っている、そしてファンの間でも人気が高いアルバムだと考えて差し支えないだろう。このアルバムからJETHRO TULLを購入した方はこのリストを参考に攻略してはどうだろうか。


日本盤が廃盤なので、初心者のファンがこのアルバムを購入しても何の情報も得られなければJETHRO TULLはやっぱりとっつきにくいままだろう。というわけで各曲解説。(他のベスト盤のレビューと文章がダブってるのはご容赦)

Disc1

Disc2


選曲に不満がないわけではない。収録時間の都合もあるだろうが個人的に加えて欲しかったのは"My Sunday Feeling""Witch's Promise""SeaLion""Budapest"といったところ。そうでなくとも"Too Cry You A Song"は"With You There to Help Me"に、"Fylingdale Flyer"は"Black Sunday"に、"This Is Not Love"は"Rocks on the Road"に差し替えたほうが良いと思う。ま、あくまでも個人的な意見ということで。


Note;
日本盤(廃盤)にはヒストリー&ディスコグラフィがついており、今となっては多少のミスがあるものの全体的に良くできている。
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